こんにちは!
飯塚市 整骨院心地堂
院長の木下です。
今回は、交通事故でもっとも多い、
「むちうち」
の、症状について書きたいと思います。
まず、
「むちうち」とは、
追突事故などの衝撃で頭が前後に大きく振れると、むちうちを発症します。
痛みやしびれ、めまいなどが主な症状であり、事故から数日後に発症することも珍しくありません。
むちうちの原因や症状を見ていきたいと思います。
- 原因
- 頭部が大きく前後に振れ、首の組織が引き伸ばされて損傷したり、首が強く圧迫されたりすること
- 主な症状
- 頚部の違和感
- 上肢のしびれ
- 肩こり
- 背部痛
- 腰痛
- 吐き気
- 耳鳴り
- めまい
- ふらつき
- 疲労感
また、この様な症状がある場合、むちうちを原因とする自律神経失調症状「バレ・リュー症候群」の可能性もあります。
むちうちの平均的な治療期間は、症状にやっても違いますが、1か月〜3.4か月が多いです。
https://www.jkri.or.jp/PDF/2017/sogo_75kagawa.pdf
参考までに、一般社団法人JA共済総合研究所が公開している、交通事故におけるむちうち治療に関する上のの研究報告をご確認ください。
むちうちの症状は、
事故から日が経つごとに強くなったり、事故から数日~数週間経ってから出てきたりすることも珍しくないです。
あとから症状が出てくる理由としては、次のようなものがあります。
- 事故直後は興奮状態・ショックなどによって症状を感じにくい
- 交通事故後の日常生活の中で患部に負担がかかって症状が悪化する
- むちうちによる炎症が起こり始めるまでに時間がかかる
よって、交通事故に遭った後は、痛みを感じていなくても一度整形外科において診断を受けておく事をオススメします。
診療を受ける際には、レントゲンだけでなくMRI検査まで受けるようにします。
むちうちの原因である筋肉や神経へのダメージの有無は、MRI検査でなければわからないためです。
また、事故からしばらくたって症状が出て来た際には、事故とは関係ないだろうと決めつけず医師の診断を受ることが重要です。
交通事故に遭われた際には、
真っ先に、
飯塚市 整骨院 心地堂
に、ご連絡頂ければと思います!